こどもの歯科小児矯正治療(歯列矯正)

こどもの歯科小児矯正治療(歯列矯正)

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小児矯正(歯列矯正)治療について

小児矯正(歯列矯正)治療について

お子さまの笑顔は家族の宝物です。その笑顔がさらに輝くために、小児矯正治療は大きな役割を果たします。当院では、お子さまの歯並びや噛み合わせの悩みに対し、心から寄り添った治療を提供しています。

心理効果と健康への影響

お子さまが小児矯正治療を受けることで、見た目の美しさだけでなく、心理的な効果も大きいことがわかっています。治療後のお子さまの笑顔や表情が明るくなり、自信を持って笑顔を見せるようになることは、私たちにとって最大の喜びです。さらに、歯が整うことで歯ブラシがしやすくなり、虫歯や歯周病のリスクを減らすことができます。全ての歯でしっかりと咬むようにすることも歯の健康寿命を延ばすことにつながります。

当院の特徴

当院では、子供から大人まで、幅広い年齢層の方々への歯並びの治療を行っています。お一人おひとりのライフスタイルや価値観に合わせた、個別の治療計画を大切にしています。また、歯科矯正治療だけでなく、虫歯治療や歯周病治療、さらには抜歯や救急対応など、歯科治療全般を提供しています。これにより、ご家族全員が一つの施設で様々な歯科治療を受けられることが可能です。当院では、お口の健康管理をより包括的にサポートしています。

お子さまの歯の健康

お子さまの歯並びや噛み合わせの問題に対して、当院は専門知識を持って丁寧に対応いたします。お子さま一人ひとりに合わせた治療計画で、健康で美しい笑顔を取り戻すお手伝いをさせていただきます。お子さまの歯の健康は、将来の健康と直結しています。

当院の小児矯正治療の目標とアプローチ

当院では、患者様の健康と笑顔を守るため、以下の目標を持って歯科矯正治療に取り組んでいます。

見た目の美しさ

美しい歯並びは、自信につながります。患者様の自信ある笑顔をサポートしています。

しっかり噛めること

正しい噛み合わせは、食べ物をしっかりと咀嚼することを可能にし、消化吸収を助けます。機能的な側面にも注目し、しっかり噛める健康的な歯並びを目指します。

筋肉と歯列のバランスが良いこと

顔の筋肉、顎の骨格、歯列のバランスを整えることで、長期的な健康と機能を保持します。全体のバランスを見極め、最適な治療プランを立案します。

こどもの不正咬合の早期発見と治療

子供の成長期に不正咬合を早期に発見し、適切なタイミングで治療を行うことが重要です。将来的な問題を予防するための矯正治療を心がけています。

可能な限り歯を抜かない治療

歯を抜かずに治療する方法を積極的に探求し、患者様の自然な歯を可能な限り保持するよう努めています。

治療期間の短縮

効率的で効果的な矯正治療を行い、できるだけ短い期間で目標を達成することを目指しています。最新の技術と方法を駆使して治療期間の最適化を図ります。

虫歯や歯周病ゼロでの治療完了

矯正治療中も、お口の中を清潔に保つことが重要です。虫歯や歯周病の予防にも力を入れ、治療終了時には口腔内を健康な状態に保つことを目指します。

歯の大切さへの意識と日々のメンテナンス

小児矯正治療を通じて、患者様に歯の大切さを再認識していただき、日々の口腔ケアの習慣を身につけていただくことを願っています。治療後のメンテナンスもサポートし、長期的な口腔健康を促進します。

当院での歯科矯正治療は、見た目の美しさだけでなく、機能的な改善と口腔全体の健康を目指しています。患者様一人ひとりに合った、最適な小児矯正治療計画をご提案いたします。

子どもの歯並びにこんな悩みはありませんか?

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  • 歯がデコボコしている。
  • 歯並びのきれいな子にしたい。

小児矯正とは

小児矯正とは

小児矯正は、永久歯が生え揃う前や生え揃ってすぐのタイミングでおこないます。

成長期に矯正治療をおこなうことで成長中のやわらかい顎の骨も動かせるので、顎が正しい位置になるよう、大きさやバランスもコントロールでき、将来の正しい歯並びや噛み合わせにもつながります。

小児矯正には、永久歯が生えてくる前に治療をおこなう第1期治療、永久歯が生え始めてからおこなう第2期治療があります。

当院のこどもの歯科矯正治療(歯列矯正)

当院では、歯科矯正治療を成長に合わせ、2つのステージに分けて行います。

1期治療(小児矯正)

顎の成長が旺盛な混合歯列期(乳歯と永久歯が混在する時期)に、成長を利用して行う治療です。歯列の拡大や、顎の成長促進・抑制、萌出困難な歯の誘導などを行います。

2期治療(本格矯正)

永久歯列が完成して顎の成長が落ち着いた頃に、主に個々の歯の整列を行い、緊密なかみ合わせをつくる治療です。

1期治療(小児矯正)では、主に顎の成長や歯の萌出にアプローチする治療を行います。正しい顎の成長を促す治療や、正常なかみ合わせを妨げている要因があれば取り除く治療です。
その後、2期治療(本格矯正)では、主に歯のガタガタ(叢生)を直し、緊密なかみ合わせを作ります。
成長に合わせて治療のターゲットを絞ることで、効率的に治療を進めることができ、総合的な治療の負担を減らすことができます。

小児矯正(こどもの歯列矯正)メリットとデメリット

1期矯正治療(小児矯正)のメリット

歯の萌出や顎の成長が旺盛な時期に歯科矯正治療を開始することによって、治療をしなかった場合に起こる不正咬合の程度を軽減することが目的です。2期治療(本格矯正)の前に1期治療(小児矯正)を行うことで、その後の治療の難易度や本人の負担はグッと少なくなります。

1期矯正治療(小児矯正)のデメリット

お口の中に矯正装置を入れるので、慣れるまでに少し時間がかかります。
取り外し式の装置の場合は、装着時間を守れないと計画通りの治療効果を得られません。また、装置を無くしたり壊してしまうリスクがあります。
固定式の装置の場合は、食事がしにくかったり、歯ブラシが難しくなります。

1期矯正治療(小児矯正)で使う装置

① 歯列矯正用咬合誘導装置(ムーシールド)

  • 3-7歳の受け口が対象
  • 使用期間の目安は1年から2年程度
  • 可撤式(取り外し式)
  • 夜間使用

② バイオネーター、FKO

  • 6-12歳の出っ歯が対象
  • 可撤式
  • 夜間使用

③ 急速拡大装置

  • 6-12歳の上顎が狭い場合が対象
  • ネジを回して上顎を広げる装置
  • 使用期間の目安は1年半
  • 固定式

④ 拡大床

  • 6-12歳の歯列が狭い場合が対象
  • ネジを回して歯列を広げる装置
  • 可撤式
  • 使用期間の目安は2年

⑤ リンガルアーチ

  • 6-12歳の下顎の歯列が狭い場合が対象
  • 下顎の歯列を広げる装置
  • 固定式
  • 使用期間の目安は1年半

⑥ サジタル

  • 6-12歳
  • ネジを回し歯を後ろに動かす装置
  • 可撤式
  • 使用期間の目安は2年半

⑦ バイメトリックディスタライジングアーチ

  • 6-12歳
  • 歯を後ろに動かす装置
  • 固定式
  • 使用期間の目安は1年半

1期矯正治療(小児矯正)の流れ

小児矯正 治療の流れ

初診・相談

歯並びの気になるところを伺い、お口を診て治療を始めるタイミングなどをお話しします。

精密検査

口腔内写真、レントゲン撮影、歯型取りなど、分析のための資料を作ります。

診断・治療計画の立案

資料を分析し、治療計画の立案を行い、お話しします。

1期治療

保定・経過観察

後戻りの有無や、生え変わり、顎の成長を定期的に観察します。

精密検査・再診断・治療計画の立案

永久歯が生え揃ったら、次の治療の必要性を検討します。

2期治療(本格矯正)へ進む、もしくは治療終了

【Q&A】小児矯正よくあるご質問

いつから治療を始めたら良いですか?

基本的には永久歯の生え変わりの時期(6~7歳)くらいが目安ですが、反対咬合(受け口)など、より早期に治療を開始した方が良い場合もあります。実際にお口の中を診てお話ししますので、気になることがある時は早めにご相談ください。

子供の頃から歯科矯正を始めると治療費は高くなりますか?

当院では、1期治療(小児矯正)と2期治療(本格矯正)の治療費の合計と、2期治療(本格矯正)から始めた場合の治療費は同額です。歯科矯正治療の一環ですので、子供の頃から始めても追加の費用がかかるわけではありません。

必ず2期治療までするのでしょうか?

軽度の叢生(歯のガタガタ)など、ケースによっては1期治療(小児矯正)だけで綺麗に治る場合もあります。その場合は2期治療(本格矯正)の必要がなくなる場合もあります。当院では、1期治療(小児矯正)終了後、経過観察を経て、永久歯が生え揃う頃に2期治療(本格矯正)の必要性を検討します。

まとめ

小児矯正のまとめ

小児矯正では、顎の成長にアプローチして成長を導いていくことができます。顎の成長にアプローチするのはこの時期にしかできない治療で、その後の治療の負担を減らすことができるのは小児矯正の大きなメリットです。場合によっては抜歯を回避できるかもしれません。また、2期治療(本格矯正)の期間を短縮できたり、治療の必要がなくなる可能性もあります。
治療の必要性やタイミングは個人個人それぞれです。

気になることがある場合や、何か質問やお困りのことがありましたら、当院スタッフまでお気軽にご相談ください。

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